禁煙は30回挫折する

忘れられない最後に吸ったアメスピ

どうも、うずきです。

月日の流れは早いもので先月で禁煙してから丸5年、今年で6年目に突入しました。生活の一部どころか朝起きて一服、何気なく一服、ご飯食べたらもちろん一服、常にタバコは持ち物にあり最近では電子タバコの普及により本体の充電までも気にしなければいけない。初代アイコスなんかは冬になると充電しなかったりブレードにすぐカスが溜まって掃除してたらブレードがポキっと…笑 人間どんな物でも慣れる生き物ですが今考えるととても煩わしかったですね。

今回は人生で一度も吸ったことがない人も、現在進行形で画面の前で吸ってる人も、禁煙チャレンジしてる人、すでに成功して離脱症状が過ぎ去った人も、タバコそのものやそれに付随するお金や人間関係など様々な影響を私の経験談をもとに今一度自分と向き合ってみてください。私自身もこの執筆を通して改めて律しようと思います。

吸い始めは高校生

本格的に吸い始めたのは高校1年生の時です。今でも鮮明に覚えています。体育館の裏でKOOLのKINGを友達からもらって咽せて気持ち悪くなりながらも肺に入れましたね。それまでは何回誘われても吸わなかったのですが、ふと魔が刺したと言いますか、カッコつけたかったんです笑

両親はずっと喫煙していまして部屋や車の中で吸ってるとタバコの臭いが嫌すぎて”臭い!早く消して!” など凄い嫌悪感を示していたのですが、吸い始めて家でも吸う様になると”お前もとうとうタバコを吸うようになったか…” と両親になぜかしみじみされたのが印象的でした。

当時遊んでた友達はみんな吸っていましたね。アイスブラスト、ブラメン、金マル、黒ラーク、セッタ、KOOLとか…書いていて懐かしいです。自分は当時安さもあってポールモールのメンソから黒ラークでノーメンにチェンジしそこからJPSを吸って、最後は一番長くアメスピの紫(1mg)を禁煙するまで吸ってましたし、途中でアイコスと2刀流でした。

喫煙全盛期の2014年頃、JPSで¥420、アメスピが¥480、アイコスがやめた時で¥500だったような…今こうやって数字で出すと改めて高いですよね。ここにどれだけ重課税されてるかは考えたくありませんが。

タバコが人体に及ぼす有害性は周知の通りですよね。脳卒中、心疾患、肺がんのリスク、ニコチン中毒による依存性、副流煙による他人への受動喫煙、悪影響は多岐に渡ります。妊娠出産を考えてる人がタバコによる影響を受け脳が萎縮した子供や最悪障害や奇形児が生まれてくる可能性もあります。

いわゆるタバコミュニケーションに関しては否定しません。喫煙所で生まれるビジネス話から社内の不倫話までそこでしか咲かない話もあるでしょう。しかし一般的な社会人にとってそんなことは稀です。むしろただの嗜好品でありはっきり言ってあなたの人生にとって無駄な物です。

やめる動機と覚悟

覚悟なんて大々的に書きましたが、結論禁煙するためにはこれが全てです。ですが初めから覚悟が全て、というと根性論と精神論になってしまうので、やめたいと思った動機から自分は禁煙できるんだといった自己暗示、この感情からくる理由付けとは別で消費しているお金を計算し客観的に自分の収支からタバコの消費を考え、これらを組み合わせて納得した上で覚悟を決める。この覚悟を決める前にそれが揺るがない納得したロジックを先に自分の中で構築してしまうとです。これが一番重要。無駄だなーなんて誰でも分かりきっていることですし、やめた方がいいことなんてわざわざ言われなくても分かってるわ!って感じですよね。周りの目もありますし、やめたってことを知られるのが恥ずかしいって感情も湧いてきますよね。自分もそうでした。

やめようなんて何回思ったか分かりません。やめれて数時間。笑 すぐ吸いたいという衝動に屈してやめようと思うのをやめようと自分に言い聞かせていました。そんな中キッカケは当時友達の間で、”実は1ヶ月前からやめてるんだよねー” ”俺も実はやめてるー!” のような空前の禁煙ブームが起きたんです。これが結構衝撃的で。絶対やめれないだろってやつが禁煙してたり、やめるつもりないって言ってたやつまでいつの間にか禁煙!?みたいな。凄い置き去りにされた感がありました。とはいえこの段階ではまだ禁煙しようと言った考えには至っていません。当時大型トラックの運転手をしていまして信号で止まる度にタバコに火をつけて吸い、アイコスを導入してからは1本吸い終わる、信号で止まる、吸おうとする、アイコスの充電が終わっていない、さっき吸ってたことを忘れてる。こんなチェーンスモーカーでした。トラックにも車にも常にカートンが置いてある様な生活でした。

やめる理由の土台作り

やめる動機と一言に言っても人それぞれです。お金、健康、結婚、妊娠、昇進や失恋なんかも立派な理由です。ここでポイントなのはこういった理由を細分化して分析せず、大雑把な括りとして理由付けしてしまうと吸いたい欲求に簡単に負けてしまいます。お金の無駄なのは分かってるけどいくら無駄なのかを把握していないから1箱だけならとコンビニでつい買ってしまう、健康のためと言ってもこの1本、1箱で病気になる訳ではないし自分は大丈夫だろうという根拠のない自信など。妊娠に関しては体内に蓄積した有害物質が臍の緒を通して栄養と一緒に送られてしまうので着床以前から準備期間が欲しいところですが。

自分の行動の根拠に細分化した理由の裏付けをしていきましょう。ここでは感情と数字は分けて考えます。

自分が禁煙しようとしたキッカケはシンプルにお金でした。当時1日1箱半、1ヶ月で45箱。アイコスが1箱¥500だったので1ヶ月で¥22500!年間換算¥270000!!吸いすぎです。笑 最低でも月¥20000は使っていたことになります。改めて数字をみるともったいないですね…ここまでは皆さん一度は考えることですかね。丁度大型トラックの運転手として就きたかった仕事を始めた頃にコロナが流行し始めました。仕事は激減。給料も運賃計算で一発走っていくらって計算でもらっていたのでベースで10万ほど減りましたかね。キツかったです。イキって買った外車のローンもあり、その当時付き合っていた彼女との将来も考えた時に今の給料じゃちょっとキツイよなーかといって掛け持ちする時間もないし…と色々模索していた時に、簡単に収入増やす方法あるじゃん!と思いついたのが支出の見直しでした。え?と思う方もいるかもしれませんが、一番合理的で簡単な収入アップの方法です。掛け持ちして自分の時間を切り売りして1万稼ぐよりも、支出を見直して1万節約する方がはるかに手法としては簡単ですし一度見直しそれが習慣化してしまえば一生続く節約になります。最初から吸ってない人は是非とも死ぬまで吸わないでおきましょう。笑

ここで浮いたお金は娯楽に使うのではなく、私は月2万も浮いたら毎月払ってる年金タダじゃん!と言ったアホで単純明快な理由が禁煙した最大の理由でした。いや、別にタダになる訳ではないですがこんなシンプルなことに気づかなかった、むしろ目を背けていました。何かを自制心だけで禁止するのはとてつもない苦痛を伴います。その先にこんなメリットがあると分かっていても行動できない。それも正常な人間の防衛本能です。

ですが禁煙に成功した今、思うのは何を禁煙すること自体に悩んでいたんだろう、です。友達がみんな吸ってるから自分もなんとなく吸い続けている同調バイアスに巻き込まれ、電子タバコ本体の機能は変わらないのに特別色などで限定品に惹かれてしまうスノッブ効果にハマってしまうなど、掛かるコストは色々あります。その選択は自分の人生にどれほどの”良い影響”を与えていますか?そこに使うお金は本来、あなたが頑張って稼ぎあなたが大切な事や時間や家族に使い、幸福度を高めるために使えるお金だったはずです。

禁煙にチャレンジするに際して大事なことは、身体的欲求と心理的欲求が掛け合わさった”吸いたい”と言った強い欲求をとにかく”先延ばし”にする事です。

吸いたいと思ったらまだいいや、ご飯食べた後に吸いたい!けどお風呂入るからもう少し我慢しよう、とにかくこの思考の繰り返しです。もちろん立派な中毒なのでイライラは凄いと思いますし、口寂しくお菓子を食べ続けてしまったりします。ですが禁煙を第一目標とするならばストレスとカロリー増は一旦許容しましょう。同時に沢山のストレスを処理しようとマルチタスクになってしまっては喫煙の欲求に抗う耐性が弱まってしまいます。正直めちゃくちゃ辛いです。苦行です。ムカつくし太るし。笑

でもやめてみたら荷物も減るしお金も使わない、臭いもつかない、良いことをあげたらキリがありません。

自分的には身軽になったのが一番ですかね。お金が浮いたのはもちろん、充電やストックに脳のリソースを取られなくなったのはもちろん、財布とスマホだけ持てば外で歩けるのはこんなにも管理コストフリーで気軽にもなるのか!といい大人になって感動しましたね。

物価高で国民一人一人の購買力が下がっている中、嗜好品のタバコへの考えを改めてみてはいかがでしょうか?

意外とやめるのは簡単だって思い込むのも大切です。

意思が弱いのではなく、その場面での心理状態と思考がわからないから恐怖で行動できないだけなんです。でもその恐怖の先にしか快楽や成長はありません。恐怖も科学的な根拠や心理学、細分化した明確な理由で打ち消せなくてもチャレンジできるぐらいのハードルまで下げることもできます。

まだ文章で上手くまとめられませんが少しでもヒントになり、これをみてくれたあなたの人生が彩ると嬉しいです。

では。